中国茶についてまだまだ知識の浅い私ですが
社内には中国政府公認の茶芸師 “付 忙楽さん”がいます。
“付さん”は中国で生まれ育ち、数年前に日本に来ました。
おおらかで大陸の人らしい、朗らかな人です。
恥ずかしがりやな一面もあり、お客様がいらしてお茶の説明をした後などは
とても真っ赤な顔をして戻ってきます。
いつもみんなに気配りを忘れず、中国で流行っているお菓子を差し入れてくれたりします。
環境や健康に気をつけているので、甘さ控えめな焼き菓子や簡易包装なものが多いです。
お茶の注文が入ると、茶室に篭って準備をする付さんは真剣な眼差しで取り組みます。
それが私には、たくさんの人に良いお茶を知ってもらいたいと心から念じているように見えました。
印象に残る今日の出来事でした。